sapochiga-LUSCA'S diary

ラスカ茅ヶ崎の空きスペースを活用して、人が出会う場、交流の場、市民の魅力発信の場になるよう、さまざまな情報を発信してまいります。

喫茶去 ~しずく茶の美味しい入れ方、飲み方~

みなさんこんにちは。 今回はC-Square番外編です(笑)。

9/5(金)18:00~サポートセンターにて、“湘南茶友茶論”の生悦住 型造さんが「しずく茶」の試飲をさせて下さいました。 C-Squareでのイベントも企画中なのですが、まずは「しずく茶」がどのようなものなのか、さぽちがラスカチームが一足お先にお味見させていただきました。

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私がサポセンに到着した時には、フリースペースの一画にセッティングが済んでいて、ちょっとしたお茶会にお呼ばれしたようでわくわくしてしまいました。なんと、この日に合わせて生悦住さんは、釜成屋さんに、9月9日の重陽節句を前にして、菊花の上主菓子を特注してくださったそうです。いかにも趣味人らしい心遣いです。こちらもとても美味しくて感激でした。

「しずく茶」の淹れ方ですが、玉露の茶葉をひと匙茶器へ入れ、そこに40℃まで冷ましたお湯をほんの少したらし、茶葉を蒸らせます。茶葉が広がってきたところで茶器の淵から数滴ずつ味わうのですが、これが何とも深い味わいで、参加したメンバーからも 「なにこれ?!」「今まで飲んできたお茶と全然違う!!」と感嘆の声が。

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お茶は味がなくなるまで、何杯でもお湯を注いでいただくことが出来、最後に茶器に残った茶葉を味噌と和えたり、ポン酢をたらしたりして食べることが出来るそうです。そう、茶葉に残った栄養素も余すところなくいただけるんです。 この日は味噌やポン酢はなかったので、そのまま食べてみたのですが、とっても柔らかく、風味よく、青菜のお浸しをいただいているような食感でした。これも、高級な玉露だからこそ!煎茶ではこうはいかないそうです。

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生悦住さんが用意してくださった敷紙に「喫茶去(きっさこ)」と朱印が押されていました。 禅語の一つで、「細かいことを考えず、お茶でも召し上がれ」という意味だそうです。 その言葉がしみじみと胸に響く、優雅なひと時でした。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

<コーディネーター>

NPO法人NPOサポートちがさき さぽちがラスカチーム

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