sapochiga-LUSCA'S diary

ラスカ茅ヶ崎の空きスペースを活用して、人が出会う場、交流の場、市民の魅力発信の場になるよう、さまざまな情報を発信してまいります。

茅ケ崎の別荘と文化人―茅ケ崎文化の新しい息吹

5/22~24日までラスカ茅ケ崎4階C-Squareでは「茅ヶ崎の別荘と文化人」が開催されました。主催は「湘南を記録する会」の皆さんです。茅ヶ崎、湘南地域の歴史を調査し、資料集を作成されたり、会員を中心とした勉強会及びまち歩きの活動をされています。今回は市民活動げんき基金助成事業の一環として実施されました。

大正時代、財界で活躍した原安三郎氏(元日本火薬株式会社会長)の別荘「松籟荘」 & 茅ヶ崎かるた

f:id:sapochiga-raska:20150525225327j:plain

歌舞伎俳優の市川団十郎が小和田地区(現在平和町)に建てた別荘 & 当時の茅ケ崎駅

f:id:sapochiga-raska:20150525225351j:plain

坪井正五郎と玩具

f:id:sapochiga-raska:20150525225410j:plain

JR茅ヶ崎駅から南へ約200メートルいった所に「高砂緑地」があります。少し上がったところに美術館があります。

茅ヶ崎では、明治時代から昭和初期にかけ避暑の好適地として別荘が建てられた高砂緑地の一帯は、明治35年頃に人気新劇俳優の川上音二郎貞奴夫妻が住まいを構えたと言われています。

大正時代には、財界で活躍した原安三郎氏(元日本火薬株式会社会長)の別荘「松籟荘」となり、南欧風の洋館や日本庭園を持つ、茅ヶ崎でも有数の別荘地として知られるようになります。もううっとりする位素敵な別荘です。いまでも石造物など所々に活かされていて当時を思い浮かべることが出来ます。

数年前から美術館に行く機会が増え、裏道から上って行くと近道になることを覚え、いくたびに石畳の階段や石造物など重厚さを感じていましたが、今回のイベントでその謎が解けました。

そして昭和59年、敷地を茅ヶ崎市が購入し、往時の別荘地の景観を良く残す緑地公園として市民に広く公開されるようになり市民の憩いの場となっています。

茅ヶ崎に住んで28年ですが、もっともっと茅ヶ崎の歴史を学んで見たくなりました。これを機会に視野を広め、カメラ持参で街歩きをしようと思います。

今日は優雅なひと時を過ごすことが出来ました。

お問合せ

湘南を記録する会 連絡先/090-9813-4009(楠)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コーディネーター

NPO法人NPOサポートちがさき

堀江貞子(記)

URL:http://sapochiga-mirai.com/